【映画】コレクター【あらすじ・考察・ネタバレあり】
キャスト
アレックス・クロス役:モーガン・フリーマン
ケイト・マクティアナン役:アシュレイ・ジャッド
あらすじ
才色兼備の若い女性が8人誘拐された。
刑事のアレックス・クロスの姪がそのうちの一人と判明する。
美人医師のケイト・マクティアナンは、侵入者に誘拐されてしまうが、命からがら脱走することに成功。
ケイトはアレックスとともに犯人を追跡することを決意する。
果たして2人は、自らを“カサノヴァ”と称する神出鬼没の殺人鬼“コレクター”を見つけることができるのか?
感想と考察
Hulu経由で観た作品。
気になる作品にはいつもいるモーガン・フリーマン笑
そしてアシュレイ・ジャッド、あれ、この組み合わせはハイ・クライムズと一緒ですね
刑事役はほんとに似合いますね。
でもアレックスという刑事はえっ!?っていうき気になる言動も3つばかりあった。
一つは、犯人の潜伏先の目星がついた時にFBIに連絡しなかったこと。
理由は犯人をもし射殺しなかったら、誘拐されている女性を救い出すことができなくなるということだが、
いやいやいや・・・
FBIにしても射殺する動機は弱い気がするし、
むしろ射殺して誘拐されている女性たちを助けられなかった事態になる方が批判が集中してまずいでしょ。
まあ自分の手柄にしたいっていうことなのかなーと思ったりしたけど
にしても、たった3人+女一人で乗り込むとか、無謀すぎる。
2つ目は、犯人を追い詰め、車に乗っている犯人と睨み合いになった際に、結局発泡できずに、逃がしてしまったこと。
いや、せめてダメ元でタイヤとか狙って撃とうよ。
3つ目は森の中で犯人から発泡され、銃声の聞こえる方にすごい勢いで追いかけていったこと。
えーーーーw
無防備すぎるし、木とかに引っかかりまくってるし、森みたいな視界が悪いところだと隠れてる側のほうが圧倒的有利でしょ。
とまあ、実戦経験を疑う言動が多くて、もう少し監督考えようよって思っちゃいました。
でもストーリーとしては、最初は全く犯人の糸口が掴めず、観てるこちらも
展開の予測がつかないので引き込まれてそこはとてもいいと感じました。
良かったら観てみて下さい~
「ゆとりですがなにか」第1話が面白すぎw
今日、Hulu経由で「ゆとりですがなにか」第1話を観ました。
2016年4月期新日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」予告イメージ編
このドラマのテーマになってるゆとり世代とは?
2002年に行われた教育改革により完全週5日制、授業内容、コマ数削減。
この物語の主人公は「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの29歳。
高校は土日休み、大学3年生時にはリーマンショックで就職氷河期、入社1年目の3月に東日本大震災を経験している世代になります。
主なキャスト
・坂間正和(岡田将生):食品メーカー勤務で居酒屋チェーン「鳥の民」の店長として出向
・山路一豊(松坂桃李):小学校の教師、教育実習生の悦子に告白される
・道上まりぶ(柳楽優弥):ぼったくりバーの呼び込み
・宮下茜(安藤サクラ):食品メーカー勤務でエリアマネージャー、坂間と交際している。
・山岸ひろむ(太賀):坂間の後輩
・坂間ゆとり(島崎遥香):坂間の妹
・佐倉悦子(吉岡里帆):小学校に教育実習生、山路に告白する
・麻生厳(吉田鋼太郎):レンタル叔父さんで坂間と山路が相談、まりぶとも関係あり
あらすじ
坂間正和は食品メーカーで営業、企画、宣伝などいろんな部署を回されたが、箸にも棒にもかからず、ついに居酒屋チェーン「鳥の民」に店長に出向することに。
仕事でうまくいかない苛立ちからバスの広告で見掛けたレンタルおじさんに話を聞いてもらうことに。
そこでレンタルおじさんを次に予約していた山路一豊と出会う。
2人は同じ「ゆとり世代」ということもあり意気投合。
坂間の居酒屋の店舗勤務初日に同い年でエリアマネージャーの宮下茜が店舗調査にやってくる。
宮下のきびしい質問にうまく回答できず叱責されてしまう。
実はこの宮下は坂間の彼女。決して美人なタイプではない。
ある日、山地が教鞭をとっている学校にきた実習生、佐倉悦子の歓迎会を坂間の居酒屋で開いた。
その際に、坂間は慣れない居酒屋での仕事にてミスを連発し、損害を自腹で払わせられる。
帰りしなに山路が待っていてくれて一緒に飲みに行くことに。
そこで仕事のミスなどで苛立ちもあったことから坂間は泥酔してしまう。
その帰り際に、おっぱいパブのキャッチをしている道上まりぶに同級生を騙られて気づかず、ぼったくりバーに入ってしまう。
そこで12万を請求され彼女に肩代わりをしてもらう情けない始末。
ある日、坂間の後輩である山岸ひろむは受注ミスをしてしまい、期限までに間に合わせることが出来なかった。
これまでも既存顧客を軽視した山岸のやり方に坂間は優しく指導してきたが、ついに堪忍袋の緒が切れ、ブチ切れる。
本社にいる坂間を強制的に連れ出し、一緒に謝りにいく。
顧客には許してもらえ、山岸も反省して、坂間に本気で叱ってもらえたことを感謝する。
ある日、坂間は山路と2人と飲んだ帰りに道上まりぶにでくわす。
12万を返してもらおうと要求しようとするも怖気づいて、強く言うことができない。
坂間がなんとか、居酒屋のクーポンを渡し、これを使い切るまで店に来い!そうしたら12万をチャラにしてやると伝える。
第1話の終わりには、坂間の後輩の山岸から一斉送信で、会社辞めまーすとの通知が。
人身事故のニュースが流れ20代前半と伝える。
まさか、山岸なのか…
また山路は道上まりぶとレンタルおじさんが、公園で落ち合っているのを目撃する。
2人は知り合いだった!?
感想
脚本は宮藤官九郎 、やっぱりストーリーも第1話から面白い。
この後の展開も期待できそうです。
普段、リアルタイムでやってるドラマは見ないんですけど、ちょうど自分が今29歳がっつりゆとり世代なので気になって見ちゃいました。
岡田将生、松坂桃李とイケメン俳優ど真ん中の人が出演してるので女性にも人気が出そうなドラマですね。
ただ、主人公と同い年の自分としてはやっぱり感情移入しまくり。
特に週休2日になってのんびりできるようになったかっていうと全くそんな事は無く、塾とかいかされ、
大学に頑張って合格していざ就活を迎えるとリーマンショックでその前年の人との就活格差。
同じレベルの人でも歳が1歳違うだけ入れる会社のレベルが変わってくるのを目の当たりにしてきた。
そんな特に「ゆとり」を持って生きてきた実感はこれっぽっちも自覚できない。
そーなんですよ!笑
全くもって自覚できない。
ゆとりだねー、と上の世代から揶揄されるのも正直苛立ちさえ覚えます(切実)
あと後輩の山岸!お前みたいなの部下にいるわ!
すみません私情が漏れました汗
あとは柳楽優弥演じる道上まりぶもいい味出してますね。
映画「誰も知らない」の印象が強かったのですが良い俳優に成長してたんですね。
いやー、やっぱり早く第2話みたい(笑)
*1:食品メーカー事情に疎いのですが食品メーカーから飲食チェーン店への出向なんてあるんですねえ。
【映画】「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の感想【あらすじ・ネタバレ】
今日は新宿のTOHOシネマズで「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を観てきました。
主なキャストはこちら
- クリスチャン・ベール- マイケル・バーリ
- スティーヴ・カレル - マーク・バウム
- ライアン・ゴズリング - ジャレド・ベネット
- ブラッド・ピット - ベン・リカート
原作は世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫)
原作の邦題は世紀の空売りだがマネーボール のヒットの影響からか、マネー・ショートという題名。
あらすじ
ノンフィクション。住宅ローンの債権を証券化した金融商品のバブルとその崩壊に書けた男たちの物語。
クリスチャン・ベール演じるマイケルはファンドマネージャーとして投資家からの多額の資金を運用していた。マイケルはある日、誰よりもいち早く、MBS価格が高騰し、バブルになっていることに気づく。
そしてバブル崩壊に備え、MBSを空売りする方法を模索しCDSに目をつけ、投資銀行から多額の資金で買い付ける。
一方、ライアン・ゴズリング 演じるジャレド・ベネットもMBS空売りの噂を嗅ぎつけ、マークに話をする。
マークは住宅ローンについて徹底的に調査を行い、大手銀行の杜撰な融資に不信感を募らせ、MBSの空売りに乗り出す。
しかし、なかなかバブル崩壊は訪れず、むしろMBSの価格は上昇する始末。
出資者からのプレッシャーや周囲の冷笑にバブル崩壊に賭けた男たちの精神は次第に蝕まれていく。
感想
私は金融機関(バイサイド)に勤めているため、特に内容に詰まることなくストーリーを楽しむことができました。
ただ、映画の途中で金融用語の解説を分かりやすくしてくれてはいますが、正直金融に興味のない方がストーリーの中で用語を理解していくのは無理があるなーと感じました。
相場というのは本当にバブルになっているときは殆どの人が気づけない。おかしいと思ってもそれが崩壊する時がいつなのかは、神のみぞ知る。
でも株とかやったことある人なら、自分の取ったポジション(売りでも買いでも)が本当に正しいのか、疑心暗鬼にさいなまれるという経験は誰しも持っていることでしょう。
私含めてそういう方は感情移入がものすごくできると思いますw
数行スクロールするとネタバレありです。
ラスト
ネタバレ有りって書きましたが、事実に基づいたものなので、リーマン・ブラザーズ、ベア・スターンズがどうなったか知っていれば自ずと映画観る前から分かってしまいます。
が、一応書くと、マイケルを始めとした住宅ローン市場のバブル崩壊に賭けた男たちは一世一代の勝負に勝利し、巨万の富を手にします。
一方、多くのアメリカの投資銀行や証券会社が手痛い大損失を被り、世界中の金融機関を巻き込んだ経済危機に発展していくところでラストを迎えます。
ざっとMBS、CBS、CDO、サブプライムローンあたりについてネットで予習してから見るとより楽しめるかもしれませんね。
【アニメ】おそ松さん 第1~10話 【感想】
おそ松さんを第1話から10話まで観た感想
おそ松さんの放送が2015年終了し、世間ではおそ松さんロスと騒がれていたのでHuluで気になって観てみることにしました。
いや~なんだろ、普通におもしろいです。笑
1~10話を1日でイッキ見してしまいました。
他のいわゆるギャグアニメと比べて、テンポがとてもよく、ボケと突っ込みの間が絶妙です。
あといろんなパロディもちょこちょこ入っててそれも楽しい。
六つ子がそれぞれ個性があって、だけど基本みんなクズ人間のオール無職。
- 長男(左上)・・・松野おそ松、長男ですが、その風格はなく弟たちから何かと厄介事を長男だと理由で押し付けられたりしてます。
- 次男(中央上)・・・松野カラ松、よくサングラスをかけてるナルシストキャラ。眉毛が少し太い?発言を周囲に無視されることが多く、ちょっと可哀想になります。
- 三男(右上)・・・松野チョロ松、癖毛が無い。一番まともなキャラかもしれません。なので基本的にツッコミキャラ。
- 四男(左下)・・・松野一松、いつも半目で冷めたキャラ。ただ優しい一面も持っている。なぜか5男:十四松を気に入っているみたいですね
- 五男(中央下)・・・松野十四松、常に口を開けて笑っている。非常にハイテンション。
- 六男(右下)・・・松野トド松、ニックネームは第7話を機にトッティに。兄弟の中では一番コミュニケーション能力が高いです。
それ以外のキャラも愛着が湧くキャラばかりでやっぱり赤塚さんって天才なんですね。
たまにブラックユーモアが合って少し考えさせられたり、ホロリとくるエピソードも合ったりしていい意味で予想を裏切ってくるアニメだなあと。。
ハマる人が続出するっていうのもすごくよく分かります。
この世界観好きだ・・・気負い無く観れるのがいいですね。
あとおでんが食べたくなります。ジュルリ
【映画】ハイ・クライムズのあらすじと感想・考察【最下部ネタバレ有り】
ハイ・クライムズ (アメリカ・2002)
あらすじ
エリートの美人弁護士のクレア・キュービックは夫のトムと幸せに過ごしていた。
クレアが妊娠し、幸せの絶頂のときにトムが突如逮捕されてしまう。
戦争時のエル・サルバドルでの民間人7名の大量殺人で軍事裁判にかけられることに。
クレアも全く知らなかった夫の裏の顔。
だが、殺人を犯していないことを信じ、軍事裁判に長けている老弁護士に力を借り、事件の調査に乗り出すのだが予想外の陰謀が・・・
感想・考察
いきなりですが、美人弁護士役のアシュレイ・ジャッドがとにかくセクシーでかわいいです。
あとは老弁護士役のモーガン・フリーマンはやっぱり安定してますね。
演技力もあり、存在感もあるのですが、主役もしっかり引き立てています。
で、ストーリーなんですが、愛する夫の過去が全く違う経歴で(名前も違う)疑心暗鬼に陥っていく心理描写はとても見事だと思いました。
確かに、自分の恋人であったり、奥さんであったり、自分と出会う以前の過去の事象ってほとんど聞いた話ベースだったりするので、身近な人にも裏の顔があったりして。。なんて観ながら考えてしまいました。
作品を観ながら疑問に思ってしまったのが次の点
- なにがきっかけで突然トムは逮捕されたのか。泳がされていた?
今のところ有力なのは、侵入者が以前来た時にパトカーを呼んだことがバレるきっかけになったか
しかしアメリカの軍事裁判って保安上の問題から判決を下す側も軍のお偉いさんなんですね・・・実際はどうか知りませんが・・
これじゃ公平な判決なんてそもそもクソゲーすぎる。
ここから数行スクロールするとネタバレ含みます。
実はもう一つ疑問に思ったのはトムは不起訴になぜなったかということ
最後に大どんでん返しがありトムが本当に犯人だったというオチなのですが、それならばなぜ不起訴にしたのでしょうか。
クレアによってマスコミにアメリカ人学生の殺害がチャコンによるものというのが嘘だとバラされないようにするため?
ほんの3秒くらいのシーンですのでお見逃しなく笑