【映画】「7つの贈り物」を観た感想【あらすじ・ネタバレ】
huluの無料視聴期間を利用して観た作品です。
あらすじ
『7つの贈り物』は、2008年アメリカ合衆国で製作、公開された映画。
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
ウィル・スミス演じるトーマスは過去の事故から胸に深い悲しみを抱えて暮らしていた。
病気で苦しんでいた弟に、肺を提供したことをきっかけに臓器提供する人を探し始める。
そしてジュニア・ホッケー・チームのコーチをするジョージに腎臓を提供し、骨髄を男の子のニコラスに提供する。
彼は孤児院でお世話になったホリーに「助けが必要なのに求めない人はいないか?」とたずねる。ホリーは彼氏から日々暴力的な被害を受けているコニー・テポスを紹介する。彼はコニーと2人の子供を自分の海岸増沿いの豪邸によび、家の鍵をあげた。
彼は弟の資格証明書を盗んで、弟の名前であるベンと名乗り、歳入庁のデーターベースを利用することでドナー提供するにふさわしい最後の2人を探す。1人目は盲目でピアノを弾くセールスマンのエズラ・ターナー。
彼は怒りやすいかどうか調べるためエズラ・ターナーに電話し目の見えないことを侮辱することで、わざと怒らようとしたが、エズラは怒ることなく穏やかだった。
またエズラ自身の生活も堅実かつ穏やかなものであり、トーマスはエズラにドナーを提供しようと決めた。
次に彼は、印刷業を営み、心臓病を患っているエミリー・ポサと会う。彼は彼女と過ごしている間に庭の草刈りをしたり、草原にエミリーの飼っている犬を連れてデートをしたり、壊れてしまった印刷機を直したりする。
そうしている内に互いに惹かれ合って恋をする。そして、ドナーするため心臓を提供しようと決める。
彼の弟が自分の歳入庁のIDカードを取り返し事情を聞くためにエミリーの家に来る。
トーマスの車でエミリーの家から出てくるのを待つと言う弟を待たせるがトーマスはエミリーの家の裏から逃げ出す。
その後、泊まっているモーテルに帰るが、、
視聴した感想(ネタバレ含む)
シリアスな役も演じることのできるウィル・スミスがこの作品でも、
過去の事故に罪悪感を感じ、鬱屈した生活をしているトーマスを上手く演じきっているという印象ですね。
ただ、善人でなければ助けない!という姿勢がなぜか上から目線になってしまっているんですよね。
確かに、臓器を提供するなら、善き人に提供したいというのは理解できるのですが、
テストするというのがね。
私自信が逆の立場になったらどうするだろうか、と考えずに入られない作品ですね。
現実的に考えると、適正を先に検査しておかないと拒絶反応も出る可能性が高く、
助けるどころか、死に直結してしまうというリスクも十分に考えられますね。
まあ、映画なんでそんなことにはなりませんが。
最後にいい感じの関係になっていた女性、エミリーに心臓を提供するために命を投げ出します。
エミリーの変化がすごい
手術前↓
手術後↓
いや、変わりすぎでしょ!メイクの力ってすごい!そして美人!
ちなみにエミリー役はロザリオ・ドーソンです。
あと1個、疑問に思ったのですが、あんな事故を自分の責任で起こしてしまったら、車の運転は二度としなくなるものかなって、思ったのですが、バンバン乗ってますね(笑)
自己犠牲の精神は世界共通で尊ばれるものなんでしょうね。
ちょっと穿った見方もしてしまいましたが、ちゃんとホロリと涙してしまいました(恥)
まだ観ていない方は是非!